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古墳時代とは?巨大古墳とヤマト政権からわかる日本のはじまり

古墳時代とは、3世紀中ごろから7世紀ごろまで 続いた、日本の古代史の中でもとくに重要な時代です。
この時代には、前方後円墳をはじめとする巨大な古墳が各地に築かれ、のちの天皇につながる ヤマト政権が力を持ち始めました。

この記事では、古墳時代の特徴や古墳の意味、埴輪や副葬品からわかる当時のくらし、そしてヤマト政権の成立と海外交流までを、歴史初心者にもわかりやすく 解説します。


目次

古墳時代とは?いつからいつまでの時代?

古墳時代は、3世紀中ごろ〜7世紀ごろ にあたります。
弥生時代のあとに続き、飛鳥時代へとつながる時代です。

この時代の最大の特徴は、全国各地に 古墳と呼ばれる大きなお墓 が造られたことです。
古墳の広がりは、地域ごとに存在していた豪族たちが次第にまとまり、強い権力を持つ政治集団 が生まれていったことを示しています。


古墳とは何か?なぜ巨大なお墓が作られたのか

古墳とは、王や豪族など 有力者のために造られたお墓 のことです。
とくに巨大な古墳は、その人物がどれほど大きな力を持っていたかを表しています。

多くの人々を動員して古墳を築くには、
・人を集める力
・物資を管理する力
・地域をまとめる力
が必要でした。

つまり古墳は、ただのお墓ではなく、当時の権力の大きさを目に見える形で示すシンボル だったのです。


古墳の種類|前方後円墳・円墳・方墳のちがい

古墳には、いくつかの形があります。

代表的なのが次の3つです。

  • 前方後円墳:前が四角、後ろが丸い形。もっとも有名で、王クラスの墓に多い
  • 円墳:円い形の古墳。各地の豪族の墓として広く見られる
  • 方墳:四角い形の古墳。地域によって多く見られる

形のちがいから、身分の差や地域性、時代の変化 も読み取ることができます。


埴輪と副葬品からわかる古墳時代のくらし

古墳のまわりには、埴輪(はにわ) と呼ばれる土製の人形や動物、家や道具の形をした焼き物が並べられていました。

埴輪は、

  • 当時の服装
  • 武器や防具
  • 家のつくり
    などを知る大切な資料です。

また古墳の中には、鏡・剣・甲冑・馬具・アクセサリー などの副葬品が納められていました。
これらから、埋葬された人物の 地位や役割、当時の文化水準 を知ることができます。


ヤマト政権とは?日本をまとめた最初の権力

古墳時代に、日本をまとめる中心となったのが ヤマト政権 です。
現在の奈良県を中心に、各地の豪族を従えながら勢力を広げていきました。

政権のトップは 大王(おおきみ) と呼ばれ、のちの天皇につながる存在と考えられています。
ヤマト政権の力の大きさは、巨大古墳の存在からもよくわかります。


古墳時代と海外交流|中国・朝鮮半島との関係

古墳時代、日本は海の向こうの国々とも関わりを持っていました。

とくに重要なのが、

  • 中国
  • 朝鮮半島(百済・新羅・高句麗)
    との交流です。

日本の王たちは、中国の王朝に使者を送り、国として認めてもらおうとしました。
その記録に登場するのが、倭の五王 です。

また朝鮮半島との関係を通じて、

  • 鉄器の技術
  • 文字文化
  • 新しい制度や考え方
    が日本にも伝えられ、社会の発展につながりました。

古墳時代の人びとの生活と社会のしくみ

この時代の人々は、稲作を中心とした農業生活 を送っていました。
村ごとに協力して田を耕し、収穫した米で暮らしを支えていました。

一方で、社会の中にははっきりとした 身分の差 も生まれます。
王や豪族が上に立ち、その下で多くの人々が働く仕組みができていったのです。

巨大な古墳を築けたのは、こうした 組織だった社会 がすでに成立していた証拠でもあります。


古墳時代の終わりと飛鳥時代への移行

6世紀後半になると、日本に 仏教 が伝えられます。
これをきっかけに、社会や政治のあり方は大きく変わっていきました。

仏教を受け入れるかどうかをめぐって、

  • 蘇我氏
  • 物部氏
    の対立が起こり、最終的に蘇我氏が勝利します。

その後、推古天皇 が即位し、政治の中心が飛鳥へ移ることで、歴史は 飛鳥時代 へと進んでいきました。


古墳時代の主な出来事年表

  • 3世紀後半:各地で古墳づくりが広がる
  • 4世紀:ヤマト政権が勢力を拡大
  • 5世紀:倭の五王が中国へ使者を送る
  • 6世紀半ば:百済から仏教が伝来
  • 587年:蘇我氏と物部氏の争いが決着
  • 592年ごろ:推古天皇が即位、飛鳥時代へ

(※年代には諸説あります)


まとめ|古墳時代が日本史に残したもの

古墳時代は、日本にとって 「国のかたち」が生まれた時代 でした。

この時代に、

  • 強い政治権力が生まれた
  • 社会のしくみが整った
  • 海外との交流が始まった
  • 新しい宗教や文化を受け入れる準備ができた

これらすべてが、のちの日本の土台となっています。

巨大な古墳は、今も私たちに 日本のはじまりの姿 を静かに伝え続けているのです。

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