獲物を求め旅をしていた人々が集団を作り一ヶ所に定住し始めた時代。
小さかった集団が少しずつ大きくなり始めたのもこの時代からです。そして、いよいよ初代天皇が誕生します。
大規模の気候変動により氷河期が終わり日本列島ができたころ。
縄文時代の人々は狩りや採集が中心の生活をしていた。この頃から集団が少しずつ大きくなっていき村を作るようになる。
それに伴い人々が住む家にも変化がみられた。
これまでは、獲物を探し移住して過ごしていたためテントのような住まいだったのに対し地面を掘って柱を立てその上に屋根をかけた竪穴住居に住むようになる。
道具にも変化がみられた。縄文と呼ばれる文様が特徴的な縄文土器や石を磨いて作った磨製石器、儀式などに使われた土偶など使う道具も変化し固有の文化もみられるようになってきた。
移住していた人々は一ヶ所に留まるようになった。
集団の規模も大きくなり村ができこれまでになかった人間関係がうまれる。
あらゆる自然物や自然現象に神が存在すると考えるアミニズムという考え方が生まれ祈るという儀式が始まり日本の神信仰のきっかけとなる。
縄文時代の天皇
いよいよ天皇が誕生した時代に突入しました。
初代天皇は神武天皇です。神武天皇は紀元前660年〜585年まで天皇として君臨し大和政権を確立したと言われています。
この頃の天皇は神々と人のエピソードが混じり合っている時代。神話・伝承の色が濃く実在したかは不明です。
2代綏靖天皇から9代開化天皇までは記紀にも詳しい記述がなく欠史八代と呼ばれており何もわかっていないのです。
以下に縄文時代の天皇一覧を記述していきます。
神武天皇と綏靖天皇の名前をクリックすると天皇誕生のエピソードと日本最初の皇位継承争いのエピソードが読めます。
・初代神武天皇(じんむ)
・2綏靖天皇(すいぜい)
・3安寧天皇(あんねい)
・4懿徳天皇(いとく)
・5孝昭天皇(こうしょう)
・6孝安天皇(こうあん)
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