歴史のヒーローって、だいたい分かりやすい。
強い。
派手。
前に立つ。
でも、ちょっと意地悪な見方をすると、
「この人がいなくなったら、どうなるんだろう?」
と思うヒーローも、けっこういます。
そんな中で、
最初からそこを考えていたっぽい二人がいます。
目次
今回の主役は、この二人
- 源頼朝
- 聖徳太子
時代も分野も違うのに、
この二人、やっていることがかなり似ています。
共通点を一言で言うなら、
自分がヒーローになる前に、仕組みを作った
源頼朝は、最前線に立ち続けなかった
源頼朝というと、
「武士のトップ」「将軍」というイメージがあります。
でも実際にやったことを見てみると、
- 武士たちの役割を整理する
- 勝手に争いにくいルールを作る
- 自分がいなくても回る形を整える
つまり、
ずっと戦場で指揮を執るタイプじゃない。
どちらかというと、
「揉めない仕組み」を考えていた人です。
そのおかげで、
頼朝が亡くなったあとも、
幕府というシステムは生き続けました。
聖徳太子も、ワンマンではなかった
聖徳太子も、
カリスマ政治家っぽい名前ですが、
やっていることはかなり地味です。
- 冠位十二階
- 十七条憲法
これ、
「太子がすごい!」という話ではなく、
みんなが同じ方向を向くための説明書
みたいなもの。
聖徳太子がいなくなっても、
「だいたい、こう動けばいいよね」
という空気は残りました。
二人とも、目立つ必要がなかった
頼朝も、太子も、
共通しているのはここです。
- 自分が全部やらなくていい
- 自分が主役じゃなくていい
- 名前を叫ばれなくてもいい
ただ、
あとで世界が困らないことを優先した。
これは、
派手じゃないけど、かなり難しい選択です。
ヒーローは、あとからでも間に合う
歴史を見ていると、
- 壊す人
- 広げる人
- 勝ち続ける人
が注目されがちです。
でも、その前に
- ルールを決めた人
- 流れを整えた人
- 「これ誰が考えたの?」を作った人
がいます。
頼朝と聖徳太子は、
たぶんこのタイプ。
名前を忘れられても、
仕組みだけは使われ続ける側です。
自由帳なので、答えは出さない
もしあなたが歴史の中にいたら、
- 前に立つヒーロー
- 後ろで仕組みを作る人
どちらを選びますか?
どちらが正しい、という話ではありません。
ただひとつ言えるのは、
仕組みを作った人の仕事は、意外と長生きする
ということです。
自由帳の最後に、ひとこと
歴史を動かしたのは、
いちばん声が大きい人じゃなかったのかもしれない。

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