源氏(げんじ)は、
平安時代から鎌倉時代にかけて活躍した、
日本を代表する武士の一族です。
とくに有名なのが、
源頼朝が鎌倉幕府をひらき、武士の政治を始めた一族
ということ。
平氏が「武士が政治の中心に立てる」ことを示し、
源氏はそれを
「仕組み」として完成させた一族でした。
このページでは、
源氏の歩みと日本史への影響を、
初心者の方にもわかりやすく紹介します。
年表|源氏のあゆみをかんたんに
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 10世紀 | 清和源氏が生まれる |
| 1156年 | 保元の乱で源氏が活躍 |
| 1159年 | 平治の乱で源氏が敗れる |
| 1180年 | 源頼朝が挙兵する |
| 1185年 | 壇ノ浦の戦いで平氏が滅ぶ |
| 1192年 | 源頼朝が征夷大将軍になる |
源氏の特徴
天皇の子孫から生まれた武士の一族
源氏は、
天皇の子孫が「源」という名字をもらって、
武士として生きた一族です。
もともとは貴族の血を引きながら、
地方で武士として力をのばしました。
「戦い」だけでなく「仕組み」をつくった
源氏の一番のすごさは、
戦いに勝ったことだけではありません。
源頼朝は、
武士が国を治めるための
**新しい政治のしくみ(幕府)**をつくりました。
仲間とのつながりを大切にした
源氏は、
多くの武士たちと手を組み、
**「武士のネットワーク」**を広げました。
これが、
のちの日本の政治の形につながっていきます。
エピソード|どうして平氏と戦うことになったの?
平氏の時代からの逆転
平安時代の後半、
政治の中心は平氏にありました。
しかし、
平氏のやり方に不満をもつ武士や貴族が増え、
その声を集めたのが、
源頼朝でした。
鎌倉から始まった新しい動き
源頼朝は、
都ではなく、
鎌倉を拠点にして戦いを進めました。
これまでの政治は都が中心でしたが、
源氏は
「地方から国を動かす」
という新しい形をつくったのです。
日本に与えた影響
幕府をひらき、武士の政治を始めた
源氏の最大の功績は、
鎌倉幕府をひらいたことです。
これにより、
日本は本格的に
「武士が政治を行う時代」へ入りました。
日本の政治の形を大きく変えた
それまでの日本は、
天皇と貴族が政治の中心でした。
源氏の登場によって、
武士が実際の政治を動かす仕組みが生まれ、
この形は江戸時代まで続きます。
武士の生き方のモデルになった
源頼朝や義経など、
源氏の武士たちは、
のちの武士たちの
理想やあこがれの存在になりました。
まとめ|源氏は「武士の時代を完成させた一族」
源氏は、
ただ戦いに強い一族ではありません。
武士が国を治める時代を、
本当の形でスタートさせた一族です。
平氏がひらいた道を、
源氏が仕組みにした――
そこに、
日本史の大きな転換があります。
勝つことより、
続く形をつくること。
源氏の歴史は、
それの大切さを教えてくれます。

コメント