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【最終回】神話から歴史へ! ウガヤフキアエズの結婚と初代・神武天皇の誕生

お待たせしました! ついに、イザナギとイザナミの「国生み」から始まった長大な日本神話(神代)が完結し、人間の歴史へと繋がる感動の【最終回】です。

置き去りにされた赤ちゃんがどう育ち、どうやって「初代天皇」が誕生するのか。 ジャパレキの神話シリーズを締めくくる、壮大なフィナーレをお届けします!


ひこまる

「お師匠! ついに最終回ですね! 前回、お母さんのトヨタマヒメが海の底へ帰ってしまって、産屋にポツンと残された赤ちゃん……。 あの子は無事に育ったんでしょうか?」

やたまる

「うむ。その子の名前は、産屋の屋根を葺き終わらないうちに生まれたから、『ウガヤフキアエズ』というんじゃ。 (※正式名称:天津日高日子波限建鵜葺草葺不合命)」

ひこまる

「長っ!! 絶対テストで書けないやつですね! それにしても、お母さんがいなくて可哀想です……。」


1. 叔母さんとの結婚!? 驚きの神話ルール

やたまる

「安心せい。海に帰ったトヨタマヒメも、我が子が心配でたまらなかった。 そこで、自分の妹であるタマヨリヒメを、乳母(子育て係)として地上に派遣したんじゃよ。」

ひこまる

「よかった! 叔母さんが育ててくれたんですね。 これでウガヤフキアエズも寂しくないですね!」

やたまる

「そうじゃ。タマヨリヒメの愛情をたっぷり受けて、ウガヤフキアエズは立派なイケメンに成長した。 そして大人になった彼は、育ての親であるタマヨリヒメと結婚したんじゃ!」

ひこまる

「ええええっ!? 叔母さんと結婚!? 育ての親ですよね!? 年の差はどうなってるんですか!?」

やたまる

「神様の世界に年の差は関係ない! それに古代において、血筋を絶やさず、より神聖な血を濃く引き継ぐためには、こうした親族間の結婚はよくあることじゃったんじゃ。」


2. 4人の子供と、末っ子の覚醒

やたまる

「ウガヤフキアエズとタマヨリヒメの間には、4人の男の子が生まれた。 長男は『五瀬命(イツセ)』。そして、一番下の四男が『カムヤマトイワレビコ』じゃ。」

ひこまる

「また長〜い名前ですね。 あれ? でも、初代天皇になるってことは、一番上の長男じゃないんですか?」

やたまる

「日本神話では、『末っ子が大成する』という法則があるんじゃ。 スサノオも、オオクニヌシも、山幸彦も末っ子じゃろ? この四男のカムヤマトイワレビコこそが、後の『初代・神武(じんむ)天皇』となるお方じゃ!」


3. いざ東へ!「神武東征(じんむとうせい)」の始まり

やたまる

「ある時、カムヤマトイワレビコ(神武)は兄弟たちを集めてこう言った。 『ここ(九州・日向)は日本の端っこすぎて、国をまとめるには不便だ。もっと中心にある、美しい土地(大和=奈良県)に行こう!』」

ひこまる

「おおっ! 九州から関西へのお引っ越しですね! 壮大なロードムービーの始まりだ!」

やたまる

「しかし、道のりは険しかった。 海賊のような豪族と戦ったり、長男のイツセが戦死してしまったり、熊野の山奥で毒の霧にやられて全滅しかけたり……大ピンチの連続じゃった。」

ひこまる

「お兄さんが戦死!? 神様みたいな魔法は使えないんですか!?」

やたまる

「そう、彼らはもう『限りなく人間に近い存在』になっていたんじゃ。 コノハナサクヤヒメの時に『寿命』ができてしまったからな。血を流し、命を落とす危険な旅じゃった。」


4. 八咫烏(やたがらす)の導きと、建国

やたまる

「全滅しかけた神武軍を救ったのは、天界からの助けじゃ。アマテラス様が遣わした道案内のプロフェッショナル……エッヘン! そう、このわし『八咫烏(やたがらす)』の大活躍じゃ!!

ひこまる

「出ましたね、お師匠の最大の見せ場! サッカー日本代表のエンブレムにもなってる、あのカッコいい八咫烏のナビゲートっぷり、さすがです!」

やたまる

「うむ! わしの完璧な道案内で険しい山を越え、邪魔する敵を次々と打ち倒した神武は、ついに大和(奈良県)の地を平定したんじゃ。 そして、畝傍山(うねびやま)の麓、『橿原(かしはら)』という場所に立派な宮殿を建てたぞ。」

ひこまる

「お師匠の導きがあってこその日本建国だったんですね! 日本の歴史の始まりにガッツリ関わってるなんて、やっぱりお師匠はすごいです!」


5. 神代の終わり、人の世の始まり

やたまる

「紀元前660年、1月1日(旧暦)。 カムヤマトイワレビコは、橿原の宮で即位し、『初代・神武天皇』となった! この日が、今の日本の『建国記念の日(2月11日)』の由来じゃ。」

ひこまる

「すごい……! 天界のアマテラスさんから始まった命のバトンが、スサノオさんやオオクニヌシさんの国作りを経て、ついにここに着地したんですね!」

やたまる

「うむ。こうして、神々が活躍した『神代(かみよ)』は終わりを告げ、ここから先は天皇と人間たちが織りなす『人代(ひとよ=歴史)』となっていくんじゃよ。」

ひこまる

「なんだか、長い長い映画を見終わった気分です! 日本の神様って、泣いたり、怒ったり、失敗したり……すごく人間くさくて面白かったです!」

やたまる

「そうじゃろ? 神社に行ったら、『あ、あの時の神様だ!』と思い出してみるんじゃぞ。 これにて、日本神話の物語は……完結じゃ!!

やたまる
これにて「日本神話(古事記)」の物語は堂々完結じゃ!
長らく付き合ってくれてありがとうな。
神様たちのハチャメチャな活躍と、このわし(八咫烏)の道案内、楽しんでもらえたかのう?
ひこまる
お師匠、長旅の解説お疲れ様でした!
「あれ? あの神様どんな人だっけ?」「最初はどうやって始まったんだっけ?」と思ったら、ぜひまとめページや第1話から読み返してみてくださいね!

▼ 日本神話をもう一度振り返る

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