平成(1989〜2019)は、バブルの熱狂から崩壊、災害と事件、IT革命、そして震災と復興へ――社会の前提そのものが何度も塗り替えられた30年です。
このページでは、平成の出来事を年ごとに追いながら「何が起きたか」と「それが生活や社会をどう変えたか」がつかめるようにまとめます。
まず平成の流れを押さえると、この出来事が「どのタイミングで起きて、何につながったのか」がはっきりします。
▶ 平成時代まとめ(流れをつかむ)はこちら
▶ 平成時代の人物一覧(関係人物から読む)はこちら
目次
テーマ別リンク
政治
55年体制の崩壊、政治改革、小泉改革、政権交代、震災後の政治とアベノミクスまで。平成政治の「流れ」と「社会への影響」を要点で整理。
外交
日米同盟、湾岸戦争の衝撃、PKO、近隣国との摩擦、対テロと国際貢献まで。平成外交が変わった分岐点をやさしく追えます。
経済
バブル崩壊、デフレ、金融不安、就職氷河期、量的緩和とアベノミクスまで。景気・雇用・物価の変化から平成経済を読み解きます。
文化・社会
携帯・ネット・スマホの普及、災害、少子高齢化、働き方の変化、平成の流行まで。暮らしと価値観がどう変わったかをまとめます。
1989年(平成元)
- 昭和天皇崩御・改元(平成へ):国の空気が切り替わり、戦後の“昭和”が歴史として意識され始めました。
→ 平成の始まりとは?昭和が終わった1989年に何が変わったのか - バブル経済の絶頂:土地と株が上がり続ける前提で人も企業も動き、価値観が派手に振れました。
→ バブル経済とは?なぜ熱狂し、なぜ崩壊へ向かったのか - リクルート事件の余波:政治とカネの不信が強まり、改革を求める声が広がりました。
→ リクルート事件とは?平成の政治不信を決定づけた“疑惑”の正体 - 消費税(3%)導入が定着:税が“日常の買い物に乗る”感覚が生活に入り込みました。
→ 消費税3%導入とは?買い物の常識が変わった最初の転機 - ゲームボーイ発売:携帯ゲームが大衆文化になり、子どもの遊びが変わりました。
→ ゲームボーイ発売が社会を変えた|携帯ゲーム文化の始まり
1990年(平成2)
- バブル崩壊の兆候が鮮明に:株価の下落が「終わりの始まり」を感じさせ、企業心理が変わり始めました。
→ バブル崩壊の始まり|1990年に株価が落ちて何が起きたのか - 地価神話の揺らぎ:土地は必ず上がるという常識が崩れ、不動産と金融の歯車が狂い始めました。
→ 地価神話はなぜ崩れた?土地バブルの仕組みと終わり - パソコン通信の拡大:ネット以前の“つながる文化”が広がり、情報の集まり方が変わりました。
→ パソコン通信とは?モデムと電話回線で始まった「インターネット前夜」のつながる暮らし
1991年(平成3)
- 湾岸戦争:テレビ越しに戦争がリアルタイムで伝わり、国際情勢が身近になりました。
→ 湾岸戦争とは?日本の社会と報道を変えた“テレビの戦争” - 雲仙普賢岳の火砕流被害:火山災害の怖さが突きつけられ、防災の意識が高まりました。
→ 雲仙普賢岳の火砕流とは?平成の火山災害が残した教訓 - バブル崩壊が“実感”になる:好景気の前提が崩れ、企業も家計も守りに入っていきます。
→ バブル崩壊で生活はどう変わった?不況が“日常化”した理由
1992年(平成4)
- PKO協力法成立:自衛隊の海外派遣が現実の政策となり、外交の議論が大きく動きました。
→ PKO協力法とは?自衛隊の海外派遣が始まった理由と影響 - 不良債権問題の拡大:金融の痛みが蓄積し、後の危機の土台がこの時期に固まります。
→ 不良債権問題とは?バブルのツケが金融危機へつながるまで - 消費が“コスパ志向”へ:派手さより実用が選ばれ、バブルの価値観が急速に色あせました。
→ バブル後の節約時代|“コスパ志向”が日本に定着した理由
1993年(平成5)
- 55年体制崩壊・細川連立政権:政治の“当たり前”が変わり、政権交代が現実味を帯びました。
→ 55年体制の崩壊とは?自民一強が終わった1993年の政変 - 平成の米騒動(冷夏による米不足):日常の主食が不足し、食と流通の脆さが露わになりました。
→ 平成の米騒動とは?冷夏で米不足が起きた理由と社会の混乱 - Jリーグ開幕:スポーツ観戦が生活文化として根づく転機になりました。
→ Jリーグ開幕が日本を変えた|サッカー熱狂が広がった理由
1994年(平成6)
- 村山政権(連立政治の定着):政党の組み合わせで政権が回る時代が本格化しました。
→ 村山政権とは?“ねじれ”と連立が当たり前になった理由 - 関西国際空港開港:大型インフラが地域経済と観光の形を変えました。
→ 関西国際空港の開港とは?巨大プロジェクトが生んだ光と影
1995年(平成7)
- 阪神・淡路大震災:都市直撃型の被害が日本を揺さぶり、“ボランティア元年”とも呼ばれます。
→ 阪神・淡路大震災とは?都市を襲った大災害が変えた日本の防災 - 地下鉄サリン事件:日常の安全神話が崩れ、治安と宗教の議論が一変しました。
→ 地下鉄サリン事件とは?平成の治安観を変えた衝撃のテロ - Windows 95登場:家庭にPCが入り、インターネット普及への道が一気に開きました。
→ Windows95とは?パソコンが家庭に広がった“革命”の意味
1996年(平成8)
- 携帯電話の普及加速:連絡の前提が変わり、“待ち合わせ文化”が少しずつ姿を変えました。
→ 携帯電話の普及は何を変えた?平成のコミュニケーション革命 - 学校問題が社会課題化:いじめや校内トラブルが表面化し、教育の議論が熱を帯びます。
→ 平成の教育問題とは?学校が抱えた課題が社会問題になった背景
1997年(平成9)
- 消費税5%へ:景気の体感に直結し、家計の防衛意識が強まりました。
→ 消費税5%への引き上げとは?暮らしと景気に与えた影響 - 金融危機(山一證券など破綻):大企業でも倒れる現実が広がり、雇用不安が強まります。
→ 山一證券破綻とは?“大企業も潰れる”時代が来た理由 - アジア通貨危機の影響:海外の変動が日本経済にも直撃する時代になりました。
→ アジア通貨危機とは?日本の不況を深めた国際金融の波
1998年(平成10)
- 長野冬季五輪:地方が世界とつながり、国際イベントが地域の記憶になります。
→ 長野五輪とは?冬季オリンピックが地方にもたらした変化 - 公的資金投入など金融安定化:金融システムを守るための“国家介入”が現実の選択になりました。
→ 公的資金投入とは?金融危機を止めるために国が選んだ策
1999年(平成11)
- 東海村JCO臨界事故:原子力の安全不安が現実の事件として刻まれました。
→ 東海村JCO臨界事故とは?原子力安全神話が崩れた瞬間 - iモード開始:携帯でネットにつながる感覚が一般化し、生活が“オンライン寄り”になります。
→ iモードとは?携帯インターネットが始まった1999年の衝撃 - 2000年問題(Y2K)準備:社会インフラがITに依存していることが広く意識されました。
→ 2000年問題(Y2K)とは?社会が“IT停止”を恐れた理由
2000年(平成12)
- 介護保険制度スタート:高齢化が“家族の問題”から“社会の制度”へ移りました。
→ 介護保険制度とは?高齢化社会が動き出した2000年の転換点 - ITバブルの熱気:ネット企業が注目され、働き方と投資の空気が一気に変わりました。
→ ITバブルとは?ネットが“金になる”と信じられた時代の熱狂 - 食品安全への不信(大規模食中毒など):食の安心が“企業の管理”に強く依存することが知られました。
→ 平成の食の安全問題とは?大規模事件が続いた背景と対策
2001年(平成13)
- 小泉政権発足:構造改革が合言葉になり、政治の見せ方も変わりました。
→ 小泉政権とは?“構造改革”で日本は何を変えようとしたのか - 9.11同時多発テロ:世界の安全保障が一変し、日本の外交観も揺れました。
→ 9.11同時多発テロとは?世界の空気が変わった日と日本への影響 - BSE問題:食の不安が広がり、トレーサビリティの議論が進みます。
→ BSE問題とは?牛肉不信が広がった理由と食の制度の変化
2002年(平成14)
- 日韓W杯:スポーツが国境を越えて熱狂し、国際交流の空気が一気に広がりました。
→ 日韓W杯とは?日本が“世界の舞台”を体験した2002年 - 拉致問題が大きく動く:北朝鮮をめぐる世論と外交が、強い関心事になりました。
→ 北朝鮮拉致問題とは?世論と外交を揺さぶった“平成の衝撃” - 住基ネット開始:行政のIT化が進む一方、個人情報の不安も同時に強まりました。
→ 住基ネットとは?行政のIT化と個人情報不安が生んだ議論
2003年(平成15)
- イラク戦争:国際政治の緊張が続き、日本の対応も注目されました。
→ イラク戦争とは?日本の立ち位置が問われた2003年 - SARS流行:感染症が社会を止めうることが意識される転機になりました。
→ SARSとは?感染症が“社会を止める”と気づいた最初の警告 - ブログ文化の広がり:個人が情報発信する時代が加速し、世論の形も変わります。
→ ブログとは?個人発信が社会を動かし始めた2003年前後の変化
2004年(平成16)
- 新潟県中越地震:地方の災害が全国的課題として共有されるようになりました。
→ 新潟県中越地震とは?復興と防災の課題を残した大地震 - プロ野球再編騒動:スポーツ興行の構造改革が“社会ニュース”になる時代でした。
→ プロ野球再編騒動とは?球界が揺れた2004年の合併問題
2005年(平成17)
- 郵政解散・総選挙:政治が“劇場化”し、国民の関心を一気に引きつけました。
→ 郵政解散とは?“劇場型政治”が爆発した2005年総選挙 - 愛・地球博:環境をテーマにした国際博が、社会の価値観を映しました。
→ 愛・地球博とは?環境ブームと国際博が示した2005年の空気 - JR福知山線脱線事故:安全と効率のバランスが問われ、企業体質が厳しく見られました。
→ JR福知山線脱線事故とは?安全より効率が優先された悲劇の背景
2006年(平成18)
- 第一次安倍政権発足:保守色の強い政治課題が前面に出ていきます。
→ 第一次安倍政権とは?平成の政治が“次の段階”へ進んだ理由 - “格差社会”という言葉が定着:景気より生活実感の差が強く意識されるようになりました。
→ 格差社会とは?なぜ平成に“勝ち組・負け組”が語られたのか
2007年(平成19)
- 年金記録問題:行政への信頼が揺らぎ、政治への不満が高まりました。
→ 年金記録問題とは?“消えた年金”が社会を怒らせた理由 - 食品偽装問題:企業の“信用”が崩れると消費が一気に変わることが示されました。
→ 食品偽装問題とは?平成に“食の信頼”が崩れた背景
2008年(平成20)
- リーマンショック:世界金融危機で雇用不安が拡大し、“派遣切り”が社会問題になりました。
→ リーマンショックとは?日本の雇用と生活を直撃した世界金融危機 - 年越し派遣村:不況が生活の底を直撃し、社会保障の議論が加速しました。
→ 年越し派遣村とは?“働いても苦しい”現実が可視化された瞬間
2009年(平成21)
- 政権交代(民主党政権):政治への期待が高まる一方、運営の難しさも露わになります。
→ 政権交代とは?民主党政権が誕生した理由とその後の混乱 - 新型インフル(H1N1)流行:感染症対策が“社会運営”の課題として定着しました。
→ 新型インフル(H1N1)とは?社会が感染症対応を学んだ2009年
2010年(平成22)
- スマホ普及が加速(iPhoneなど):生活の中心が“携帯電話”から“ネット端末”へ移りました。
→ スマホ普及は何を変えた?平成の生活が“常時オンライン”になった理由 - 猛暑・異常気象:災害級の暑さが常態化し、生活習慣まで変わりました。
→ 平成の異常気象とは?猛暑が“当たり前”になった背景
2011年(平成23)
- 東日本大震災:津波・原発事故・復興が長期課題となり、平成後半の社会を決定づけました。
→ 東日本大震災とは?平成を分けた大災害が日本に残したもの - 計画停電・節電:電力の前提が崩れ、エネルギー政策が大きく転換します。
→ 計画停電とは?電力不足で生活が変わった2011年の現実 - 災害とSNSの結びつき:情報の集まり方・拡散の仕方が災害対応を変えました。
→ 震災とSNS|情報が命を左右した2011年の教訓
2012年(平成24)
- スカイツリー開業:都市の観光導線が変わり、東京の象徴が更新されました。
→ 東京スカイツリー開業とは?観光と都市の景色が変わった理由 - アベノミクス始動:金融緩和と株高で空気が変わり、景気論争が再燃しました。
→ アベノミクスとは?なぜ始まり、何が変わったのかを整理する
2013年(平成25)
- 東京五輪(2020)開催決定:社会が“未来のイベント”に向けて動き出す合図になりました。
→ 東京五輪決定とは?2013年に日本が熱狂した理由とその影響 - ブラック企業・長時間労働の問題化:働き方が“個人の努力”では解決できない課題として意識されました。
→ ブラック企業問題とは?長時間労働が社会問題になった背景
2014年(平成26)
- 消費税8%へ:生活コストの感覚が変わり、節約志向が強まりました。
→ 消費税8%とは?増税が暮らしと景気に与えた影響 - 御嶽山噴火:自然の急変と避難の難しさが突きつけられました。
→ 御嶽山噴火とは?観光地を襲った突然の火山災害 - STAP細胞騒動:科学とメディア、研究倫理の距離感が問われました。
→ STAP細胞騒動とは?科学報道と研究倫理が揺れた理由
2015年(平成27)
- マイナンバー制度開始:行政と個人情報の結びつきが一段強くなりました。
→ マイナンバー制度とは?導入の理由と生活への影響 - 安全保障関連法をめぐる社会議論:政治の争点が生活の会話にまで降りてきました。
→ 安保法制とは?なぜ議論が割れたのかをやさしく整理する - ラグビーW杯で日本代表が話題:スポーツが国民的熱狂を生む流れが加速しました。
→ ラグビーW杯“日本の快進撃”とは?2015年に起きた熱狂の理由
2016年(平成28)
- 熊本地震:連続地震の恐怖が広がり、災害の“想定”が見直されました。
→ 熊本地震とは?連続地震が突きつけた“備えの限界” - ポケモンGO社会現象:街そのものがゲーム空間になり、ARが一般化しました。
→ ポケモンGO現象とは?街が“遊び場”になった2016年の衝撃 - 働き方改革が本格テーマ化:労働時間や制度が“社会の設計”として議論されます。
→ 働き方改革とは?平成後半に“仕事のルール”が変わり始めた理由
2017年(平成29)
- 森友・加計問題など政治スキャンダル:政治不信が続き、説明責任が強く求められました。
→ 森友・加計問題とは?平成の政治不信が深まった理由 - 藤井聡太フィーバー:若い天才の登場が社会のムードを明るくしました。
→ 藤井聡太フィーバーとは?将棋が国民的話題になった2017年 - キャッシュレスの浸透前夜:電子決済が生活に入り込み、“現金前提”が揺れ始めます。
→ キャッシュレスはいつ広がった?平成後半に現金社会が変わった理由
2018年(平成30)
- 西日本豪雨:広域災害が連続し、防災の常識が更新されました。
→ 西日本豪雨とは?広域災害が突きつけた“避難の課題” - 北海道胆振東部地震(ブラックアウト):電力インフラの脆さが可視化されました。
→ 北海道胆振東部地震とは?ブラックアウトが示した電力の弱点 - 働き方改革関連法成立:残業や雇用の制度が社会全体のルールとして整理され始めました。
→ 働き方改革関連法とは?残業・雇用のルールが変わった2018年
2019年(平成31)
- 天皇陛下退位・令和へ改元:平成が“歴史”になり、時代の区切りが国民的に共有されました。
→ 平成の終わりとは?退位と改元で日本の時代感覚はどう変わったか - 消費税10%へ(軽減税率導入):税制度が複雑化し、買い物の感覚まで変わりました。
→ 消費税10%と軽減税率とは?制度が複雑になった理由を整理 - ラグビーW杯日本開催:国際大会が日本の熱狂を作り、地域も盛り上がりました。
→ ラグビーW杯日本開催とは?2019年の熱狂が生まれた理由 - G20大阪サミット:国際会議が生活圏で行われ、“世界と日本”が近づいた感覚が生まれました。
→ G20大阪サミットとは?国際政治が身近になった2019年の出来事
次におすすめ
ここまで読んだら、次は「時代の流れ」と「関係人物」を押さえると理解が完成します。
- ▶ 平成時代まとめ:この出来事を時代の流れに戻して整理する
- ▶ 平成時代の人物一覧:主要人物から読み進める
- ▶ 令和時代まとめへ:次の時代の入口へ

コメント