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【第2ステージ/第1話】史上最大の姉弟ゲンカ!天岩戸とアメノウズメの舞

ひこまる

「お師匠! 前回、イザナギさんの目や鼻から『三貴子(アマテラス・ツクヨミ・スサノオ)』が生まれましたね! スーパーエリートの神様たちですから、さぞ立派に育ったんでしょうねぇ。」

やたまる

「ふっふっふ。そう思うじゃろ? ところがどっこい、末っ子のスサノオがとんでもない『問題児』じゃったんじゃ。 今回は、そこから始まる日本神話最大の引きこもり事件のお話じゃ!」


1. 役割分担と、泣き虫スサノオ

やたまる

「イザナギは、生まれた3人の子供たちに、それぞれの支配エリアを決めて命令した。」

  • アマテラス(姉) → 高天原(たかまがはら=天の世界)
  • ツクヨミ(弟1) → 夜の食国(よるのおすくに=夜の世界)
  • スサノオ(弟2) → 海原(うなばら=海の世界)
ひこまる

「なるほど、海担当がスサノオさんですね。 ピッタリじゃないですか。」

やたまる

「ところが! スサノオは海に行かず、毎日毎日『母上(イザナミ)に会いたいよ〜!』と大泣きしてばかりおった。 ヒゲが胸に届く大人になっても泣き続け、そのせいで山は枯れ、海は干上がって、世界中で災害が起きたんじゃ。」

ひこまる

「えぇ……。大人になってもマザコンで、しかも泣くだけで災害レベルの迷惑……。 これはイザナギお父さんも怒りますよ。」

やたまる

「案の定、ブチ切れたイザナギに『お前なんか出ていけ!』と追放(勘当)されてしまった。 そこでスサノオは、『出ていく前に、姉上のアマテラスに挨拶してから行こう』と、天へ昇っていったんじゃ。」


2. 挨拶?侵略? アマテラスの勘違い

やたまる

「ところが、スサノオの勢いが凄すぎて、歩くだけで山川が揺れた! アマテラスは『弟が国を奪いに攻めてきた!』と勘違いして、髪を男のように結い上げ、完全武装で待ち構えたんじゃ。」

ひこまる

「お姉ちゃん、やる気満々じゃないですか! 挨拶に来ただけなのに、テロリスト扱い……。」

やたまる

「そこで身の潔白を証明するために『誓約(うけい)』という占い勝負をした。 結果、スサノオの剣からは美しい三人の女神が生まれたので、『俺の心がキレイだから優しい女神が生まれたんだぜ!』と勝利宣言したんじゃ。」

ひこまる

「心がキレイかどうかは別として……一応、疑いは晴れたんですね。」


3. 笑えない! スサノオの犯罪レベルの暴走

やたまる

「勝って調子に乗ったスサノオは、高天原に居座ってやりたい放題! 田んぼの畦(あぜ)を壊したり、神聖な神殿にウンチをまき散らしたりしたんじゃ!」

ひこまる

「うわぁ……神殿にウンチって……。 神様レベルの話かと思ったら、やってることが小学生男子以下ですね。(ドン引き)」

やたまる

「最初はアマテラスも『あれはウンチじゃないわ、吐瀉物よ(苦しい言い訳)』とかばっていたんじゃが、ついに取り返しのつかない事件が起きる。 機織り(はたおり)小屋の屋根に穴を開けて、そこから『皮を剥いだ馬』を血まみれのまま投げ込んだんじゃ!」

ひこまる

「ひいいぃっ!! ホラーすぎる!! そんなのが落ちてきたらパニックですよ!」

やたまる

「あまりのショックに、機織りをしていた侍女(ワカヒルメ)は、機織りの道具が体に刺さって……死んでしまったんじゃ。」

ひこまる

「ええっ!? 亡くなってしまったんですか!? それはもうイタズラじゃなくて、殺人事件じゃないですか! 温厚なアマテラス様でも、さすがに許せませんよ……!」


4. 世界が闇に! アマテラスの岩戸隠れ

やたまる

「その通り。悲しみと恐怖に耐えられなくなったアマテラスは、 『もう弟の顔なんて見たくない!』と、天岩戸(あまのいわと)という洞窟に引きこもり、岩で入り口を塞いでしまったんじゃ。」

ひこまる

「太陽の神様が隠れちゃったら……どうなるんですか?」

やたまる

「世界中が真っ暗闇(常闇)じゃ! 作物は育たんし、悪霊たちが『ヒャッハー!』と暴れだして、世界は大パニック! 八百万(やおよろず)の神々も『困った困った』と、河原(天安河原)に集まって緊急会議を開いた。」


5. 知恵とエロスで解決!? 神々の大宴会

やたまる

「力ずくでは岩は動かない。そこで知恵の神オモイカネが作戦を立てた。 『楽しいお祭り騒ぎをして、気になって覗いたところを引きずり出そう作戦』じゃ!」

ひこまる

「世界が滅びそうなのに、お祭りですか……。 危機感があるような、ないような。」

やたまる

「そこで登場したのが、芸能の女神アメノウズメじゃ! 彼女は桶の上に乗り、胸をさらけ出し、袴の紐を押し下げて……なんとストリップダンスを踊り狂ったんじゃー!! これには男神たちも大興奮! **『うひょー!』**と大爆笑の渦じゃ!」

ひこまる

「お師匠……鼻の下が伸びてますよ。 完全にただの宴会芸じゃないですか。」


6. アマテラス帰還! そしてスサノオは……

やたまる

「外があまりに楽しそうなので、アマテラスは不思議に思った。 『私がいないのに、なんでみんな笑ってるの?』と、岩を少し開けて覗いた瞬間! 待ち構えていた力持ちの神タヂカラオが、ガシッ!!と手をつかんで引きずり出したんじゃ!」

ひこまる

「おおーっ! 作戦成功ですね! これで世界に光が戻ったんですね。」

やたまる

「うむ。こうして平和は戻った。 問題のスサノオは、神々からキツ〜いお説教を受けた後、ヒゲと手足の爪を切られ、莫大な罰金を払わされて、高天原から永久追放(神やらひ)されたんじゃ。」

ひこまる

「当然の報いですね。 侍女さんを死なせてしまった責任は重いですから。」


まとめと次回予告

ひこまる

「でもお師匠、スサノオさんは追放されて、地上で野垂れ死ぬんでしょうか? ちょっと可哀想な気も……。」

やたまる

「ふっふっふ。ここからがスサノオの面白いところじゃ! 追放されたダメ男が、地上(出雲)でとんでもない怪物と出会い、まさかのヒーローとして覚醒するんじゃよ!」

ひこまる

「えっ!? あのスサノオさんが、ヒーローに!? 信じられません……。」

やたまる

「次回、日本神話最大のアクション活劇! 『ヤマタノオロチ退治と、日本初のラブロマンス』じゃ! ハンカチを用意して待て!」

やたまる
次回は日本神話のハイライト! 『ヤマタノオロチ退治』じゃ!
追放されたスサノオが、怪物から美女を救うために立ち上がる!
日本初のプロポーズも見逃すでないぞ!
ひこまる
あのスサノオさんが美女を救う!? 信じられません!
でもヤマタノオロチって、ゲームとかでよく見る「頭が8つある竜」ですよね。
どんな戦いになるのか楽しみです!

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