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【第2ステージ/第4話】オオクニヌシ死す!? 根の国の試練とスサノオの再登場

ひこまる

「お師匠! 前回、オオクニヌシさんは白兎の予言通り、ヤガミヒメと結婚することになりましたね! いじめられっ子からの大逆転、スカッとしました!」

やたまる

「……と、思うじゃろ? ところが、それを面白く思わない連中がおった。 フラれた80人の兄たち(八十神)じゃ。嫉妬に狂った彼らは、オオクニヌシの殺害計画を立てたんじゃよ。」

ひこまる

「えっ、殺害計画!? 兄弟なのに、そこまでやるんですか!?」


1. 主人公、まさかの死亡(2回)

やたまる

「兄たちはオオクニヌシを山へ連れ出し、こう言った。 『赤い猪(いのしし)を追い出すから、お前が下で受け止めろ』とな。 そして、真っ赤に焼いた巨大な岩を転がり落としたんじゃ!」

ひこまる

「うわぁ、猪じゃない! 焼石だ! そんなの受け止めたら……」

やたまる

「素直なオオクニヌシはガシッ!と受け止め……全身焼け焦げて死んでしまった。

ひこまる

 「ギャーッ!! 主人公が死んだー!! オオクニヌシの話は終了ですか!?」

やたまる

「悲しんだ母上が神様に頼み込み、貝の女神たち(キサガイヒメ・ウムギヒメ)の治療でなんとか生き返った。 しかし兄たちは諦めない。次は『割れ目にクサビを打ち込んだ大木』の中にオオクニヌシを誘い込み、クサビを外して……挟み殺したんじゃ。」

ひこまる

「手口が残酷すぎますよ! しかも、2回も殺すなんて!」


2. 根の国へ逃亡! スサノオとの出会い

やたまる

「またも母上に生き返らせてもらったオオクニヌシは、 『ここにいたら本当に殺される!』と、地下にある『根の国(ねのくに)』へ逃げ込んだ。 そこには、あの大英雄スサノオが住んでおったんじゃ。」

ひこまる

「おおっ! ここでスサノオさんの再登場ですね! 同じ乱暴者でも、陰湿な兄たちよりは頼りになりそうです。」

やたまる

「そこでオオクニヌシは、スサノオの娘スセリビメと出会い、一瞬で恋に落ちて結ばれた。 ……が、それを知った父スサノオ(超親バカ)は激怒! 『どこの馬の骨とも知れぬ男に娘はやれん!』と、地獄の試練を与えることにしたんじゃ。」


3. スサノオのスパルタ試練(蛇とムカデ)

やたまる

「最初の試練は『蛇の室(へびのむろ)』じゃ。 毒蛇がウジャウジャいる部屋に一晩泊まれと言う。 普通なら噛み殺されるところじゃが、娘のスセリビメが『蛇が寄ってこない魔法の布(比礼・ひれ)』を貸してくれたおかげで助かった。」

ひこまる

「彼女のサポートが手厚いですね。 スサノオさん、完全に邪魔者じゃないですか。」

やたまる

「次の日は『ムカデと蜂の室』。これも娘のアイテムでクリア。 業を煮やしたスサノオは、広い野原に『鏑矢(かぶらや)』を撃ち込み、 『あの矢を取ってこい!』と命じて、周りから火を放ったんじゃ!」

ひこまる

「ひえぇ! 火あぶりですか!? 娘の思い人に対する扱いが酷すぎます!」


4. 危機一髪! ネズミのアドバイス

やたまる

「炎に囲まれて絶体絶命! その時、一匹のネズミが現れてこう言った。 『内はほらほら、外はすぶすぶ(穴の中は広いよ)』 その言葉通りに地面の穴に隠れると、火は頭上を通り過ぎていったんじゃ。」

ひこまる

「動物に好かれますねぇ、オオクニヌシさんは。 ウサギの次はネズミに助けられましたか。」

やたまる

「オオクニヌシは無事に矢を持ち帰った。 スサノオもこれには驚き、少しずつオオクニヌシを認め始めたんじゃ。 そして、『よし、今日は俺の頭のシラミを取れ』と一緒に寝ることを許した。」


5. 駆け落ちと、最強の武器

やたまる

「しかし、オオクニヌシはスサノオが寝ている隙に、 スサノオの髪の毛を部屋の柱に結びつけ、宝物である『生太刀(いくたち)』『生弓矢(いくゆみや)』と『琴』を盗んで、スセリビメを背負って逃げ出したんじゃ!」

ひこまる

「ええーっ!? 認められたのに裏切った! しかも宝物と娘を奪って駆け落ちですか! 大胆すぎる!」

やたまる

「逃げる時、琴が木に当たって『ジャーン!』と鳴り響いた。 目を覚ましたスサノオは、髪が柱に結ばれているから動けず、家ごと引き倒して大暴れ! ……しかし、最後は逃げていく二人の背中に向かって、こう叫んだんじゃ。」

「その太刀と弓矢で、意地悪な兄たちを追い払え!」 「そして『大国主(オオクニヌシ)』となって、国を作り、娘を正妻にして立派な宮殿を建てろーっ!!」

ひこまる

「えっ……? それって……。 怒ってるんじゃなくて、『行ってこい! お前ならできる!』っていうエールですよね?」

やたまる

「そうじゃ。スサノオ流の不器用な、しかし熱い『娘婿への合格通知』じゃな。 こうして最強の武器を手に入れたオオクニヌシは、地上へ戻って兄たちを一掃し、ついに日本の王となったんじゃ!」


まとめと次回予告

ひこまる

「かっこいい! 最高の世代交代ですね。 スサノオさんも、実は最初から鍛えてあげるつもりだったのかもしれませんね。」

やたまる

「うむ。さて、王様になったオオクニヌシじゃが、国作りは一人ではできん。 次回、海の向こうからやってきた『小さな相棒(スクナビコナ)』との出会いじゃ!」

ひこまる

「相棒……? また変わったキャラが出てきそうですね。」

やたまる
次回は、オオクニヌシの最強の相棒が登場!
なんと「手のひらサイズ」の小さな神様、スクナビコナじゃ!
凸凹コンビでどうやって国を作るのか、見ものじゃぞ。
ひこまる
手のひらサイズ!? 可愛いですね!
スサノオさんみたいな豪快な神様の次は、そんな小さな神様ですか。
オオクニヌシさん、人脈(神脈?)が広いですね。

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