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室町時代の出来事一覧|流れがわかる年表と重要事件まとめ

室町時代の出来事は、先に全体の流れを押さえると「なぜ起きたか」「どこが転換点か」が見えやすくなります。
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室町時代の出来事一覧|応仁の乱まで(1336〜1467)

室町時代は、幕府が始まったあとも安定し続けたわけではありません。
南北朝で正統性が割れ、地方で不満が噴き、将軍の権威が傷つき、京都が火薬庫になる。
その積み重ねが、1467年の応仁の乱につながっていきます。

見出しで差がつく一言:
結論。応仁の乱は“突然の内乱”ではなく、1336年からのひずみが噴き出した結果です。


目次

まず流れだけ(ミニ年表)

  • 1336:室町幕府が始まる(南北朝の動乱へ)
  • 1392:南北朝が統一される(政治の正統性が一本化)
  • 1428:土一揆が爆発(社会の空気が変わる)
  • 1441:将軍暗殺(権威が決定的に傷つく)
  • 1460年代:京都の緊張が限界へ(大名対立が先鋭化)
  • 1467:応仁の乱が始まる(京都が戦場化)

出来事一覧(応仁の乱まで)

1) 幕府の成立と南北朝(1336〜1392)

ここは“室町の土台”が作られた一方で、正統性が割れ続けた時期。

  • 建武の新政(1333〜1336):改革が理想倒れし、武士の不満が政権交代へつながった(武士の時代が固まる)
  • 室町幕府の成立(1336):武士の政権が本格始動し、政治の中心が動き出した(幕府の時代が始まる)
  • 建武式目(1336):武士社会のルールが整い、統治の枠組みができた(政治が“制度化”する)
  • 南北朝の動乱(1336〜1392):朝廷が二つに割れ、政治の正統性が揺れ続けた(国のまとまりが弱まる)
  • 観応の擾乱(1350〜1352):幕府内部の対立が爆発し、体制の弱さが露呈した(内部崩壊が起きうると示す)
  • 康暦の政変(1379):幕府中枢の権力バランスが入れ替わった(政治の主導権が動く)
  • 明徳の乱(1391):有力大名が制圧され、幕府の統制が一時的に強まった(“まとめ直し”が起きる)
  • 南北朝合一(1392):朝廷が統一され、正統性の争いがひとまず収束した(政治が一本化する)

この時期の重要人物(人物記事へ)

  • 足利尊氏:室町幕府を立ち上げ、武士政権の“新ルール”を動かした(時代の土台が決まる)
  • 後醍醐天皇:天皇中心の政治を試み、のちの対立を生む火種を残した(正統性の争いが続く)
  • 足利直義:幕府内部を支えながら対立も生み、体制のもろさを露わにした(“内側から揺れる”が起きる)

2) 国際交易と“見えないひずみ”(1392〜1428)

一見安定。でも富と不満が同時に動き始める。

  • 応永の乱(1399〜1400):西国で反乱が起き、幕府の統制が試された(地方が動けば国が揺れる)
  • 明との国交開始(1401):対外関係が整い、交易が政治と財政を左右した(お金の流れが権力に直結する)
  • 勘合貿易(日明貿易)の本格化(15世紀前半):公的交易で富が動き、都市と権力が変わった(経済が政治を動かす)
  • 倭寇問題(15世紀を通じて):海の治安が外交・交易を揺らし続けた(外の問題が内政に刺さる)

この時期の重要人物(人物記事へ)

  • 足利義満:外交と権威を押し上げ、室町の“安定っぽさ”を作った(政治が強く見える)
  • 足利義持:前時代の路線を引き継ぎつつ、内部の綱引きを抱えた(安定の裏でひずみが増える)
  • 大内義弘:応永の乱で幕府に反発し、地方勢力の強さを示した(中央だけでは抑えきれない)

3) 社会の空気が変わる(一揆の時代)(1428〜1440)

ここから“民衆の声”が歴史の表面に出てくる。

  • 正長の土一揆(1428):徳政要求が爆発し、民衆運動が無視できなくなった(社会が“黙らない”時代へ)
  • 永享の乱(1438〜1439):関東で対立が激化し、幕府支配が揺らいだ(中央の手が届きにくくなる)
  • 結城合戦(1440):関東の混乱が長引き、秩序回復が難しくなった(争いが連鎖しやすくなる)

この時期の重要人物(人物記事へ)

  • 足利義教:強い政治で締め直そうとし、反発も増やした(秩序と不満が同時に膨らむ)
  • 足利持氏:関東で権力を握り、中央とぶつかって火種を拡大させた(“東が荒れる”が常態化)
  • 上杉憲実:関東秩序の立て直しに動き、混乱の中で調整役となった(争いを“止める役”が必要になる)

4) 権威の傷と不安定化(1441〜1466)

ここが“応仁の乱の前段”──火種が増えていくゾーン。

  • 嘉吉の乱(1441):将軍が暗殺され、幕府の権威が決定的に傷ついた(ルールが通りにくくなる)
  • 徳政要求・一揆の広がり(15世紀中頃):生活不安が増し、社会の緊張が高まった(爆発しやすい空気が広がる)
  • 宝徳の乱(1449〜1450):関東の秩序が乱れ、混乱が常態化した(“火消し”が効かなくなる)
  • 長禄の変(1457):関東の争いがさらにこじれ、戦乱の連鎖が強まった(止まりにくい争いになる)
  • 寛正の飢饉(1459〜1461):暮らしの不安が広がり、社会の不満が積み上がった(不安が政治を揺らす)
  • 有力大名の対立の先鋭化(1460年代):京都でのにらみ合いが深まり、衝突が避けにくくなった(京都が火薬庫になる)
  • 文明の土一揆(1466):不満が噴き出し、統制が揺らいだ(翌年の大乱に直結する空気になる)]

この時期の重要人物(人物記事へ)

  • 赤松満祐:嘉吉の乱で将軍暗殺を実行し、権威の“致命傷”を作った(政治の前提が崩れる)
  • 足利義政:後継問題を抱え、京都の緊張が限界へ向かう時代をつくった(火種が一気に集まる)
  • 日野富子:将軍家の内側で影響力を持ち、後継問題の渦を深くした(争点が複雑化する)

5) そして応仁の乱へ(1467)

積み重なったひずみが、ついに爆発する。

  • 応仁の乱の勃発(1467):後継問題と大名対立が絡み、京都が戦場化した(全国へ“戦国の空気”が広がる)

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