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【第3ステージ/第4話】浦島太郎のモデル!? 海幸彦と山幸彦の兄弟喧嘩

お待たせしました! 今回は、日本の有名な昔話「浦島太郎」のルーツ(元ネタ)とも言われている、海の世界のファンタジー巨編です。

炎の中で生まれた兄弟による、「借りパク」から始まる壮大な兄弟喧嘩、をお届けします!

ひこまる

「お師匠! 前回、コノハナサクヤヒメが炎の中で無事に産んだ三つ子の男の子たち。 いよいよ彼らが活躍するんですね!」

やたまる

「うむ。今回メインになるのは、長男の海幸彦(うみさちひこ)と、三男の山幸彦(やまさちひこ)じゃ。 名前の通り、兄は海で魚を釣り、弟は山で獣を狩って生活しておったんじゃよ。」

ひこまる

「平和でいいですね! それぞれの得意分野で暮らしていたわけですね。」


1. 悲劇の始まりは「道具の交換」

やたまる

「ある日、弟の山幸彦が『たまには道具を交換して、違う獲物を狙ってみない?』と提案した。 兄の海幸彦は最初は渋っていたが、弟があまりにしつこいので、仕方なく『釣り針』『弓矢』を交換したんじゃ。」

ひこまる

「嫌な予感がしますね……。 慣れない道具を使って、うまくいくんですか?」

やたまる

「案の定、大失敗じゃ。 山幸彦は魚を一匹も釣れないどころか、兄の大事な『釣り針』を海の底に落としてなくしてしまったんじゃ!」

ひこまる

「うわぁぁ! 人の物を借りておいて、なくす一番ダメなパターン! いわゆる『借りパク』状態じゃないですか!」


2. 兄のブチ切れと、泣き虫な弟

やたまる

「海幸彦は当然ブチ切れた。 『俺の大事な釣り針を返しやがれ!!』と激怒じゃ。」

ひこまる

「ま、まあ怒って当然ですよね。 弟はちゃんと謝って弁償したんですか?」

やたまる

「山幸彦は自分の剣を砕いて、500個、1000個の新しい釣り針を作って渡したんじゃが、兄は『元の釣り針じゃないと絶対に嫌だ!』と受け取らなかった。 途方に暮れた山幸彦は、海辺でシクシクと泣き出してしまったんじゃ。」

ひこまる

「うーん、兄もちょっと頑固すぎますね。 でも、海に落とした針なんて、どうやって探せばいいんでしょう?」


3. いざ竜宮城へ! 浦島太郎のルーツ

やたまる

「そこで現れたのが、塩の神様であるシオツチノカミじゃ。 泣いている山幸彦に同情し、小さな船を作って、『海の神様(ワタツミ)の宮殿』へ行く道を教えてくれたんじゃ。」

ひこまる

「おっ! それって、もしかして……!」

やたまる

「そう、これが『竜宮城』のモデルじゃな。 宮殿に着いた山幸彦は、門の前の立派な木(桂の木)に登って待っていた。 すると、水を汲みに来た美しい女神、トヨタマヒメ(豊玉姫)と目が合ったんじゃ!」

ひこまる

「乙姫様とのロマンスですね! お爺さんじゃなくてイケメンの神様だから、展開が違いそうです!」


4. 釣り針を探しに来たのに……3年経過!?

やたまる

「トヨタマヒメは木の上にいるイケメン(山幸彦)に一目惚れ。 すぐに父親の海の神様(ワタツミ)に紹介し、ワタツミも『天の神の孫だ!』と大歓迎して、二人はすぐに結婚したんじゃ。」

ひこまる

「おおー! お父さんのニニギ様と同じく、一目惚れ婚ですね! これで釣り針もすぐに見つかりそうです!」

やたまる

「……ところが、山幸彦は海の中の生活が楽しすぎて、自分がなぜここに来たのか、すっかり忘れてしまったんじゃ。」

ひこまる

「えええええっ!? アホなんですか!? お兄ちゃん、地上でずっと待ってるのに!!」

やたまる

「毎日ドンチャン騒ぎで、気づけばなんと3年が経過しておった。 3年経って、ようやく『あ、やばっ! 釣り針探すの忘れてた!』と思い出して、深〜いため息をついたんじゃ。」


5. 最強の呪いアイテム「潮満珠」と「潮涸珠」

やたまる

「事情を知った海の神様は、魚たちを集めて調査を開始。 すると、一匹の鯛(タイ)が『喉に何かが引っかかって痛いんです』と言い出した。 調べてみると、そこには探していた海幸彦の釣り針が!」

ひこまる

「見つかったー! 鯛の喉に刺さってたんですね! これで地上に帰って、お兄ちゃんに返せますね。」

やたまる

「しかし、海の神様は怒っていた。 『この針を返す時、「これは貧乏になる針だ!」と呪いをかけながら返しなさい。 そして、もし兄が怒って攻めてきたら、これを使え!』 そう言って、山幸彦に2つの魔法の玉を渡したんじゃ。」

  • 潮満珠(しおみつたま):投げると海の水が溢れて相手を溺れさせる玉
  • 潮涸珠(しおひるたま):投げると水が引いて干上がる玉
ひこまる

「ええっ!? 完全にやり返す気満々じゃないですか! そもそも山幸彦が悪いのに、お兄ちゃんがちょっと可哀想になってきました……。」


まとめと次回予告

やたまる

「こうして、強力な魔法のアイテムと釣り針を手に入れた山幸彦は、サメ(和邇=ワニ)の背中に乗って地上へ帰還したんじゃ。 これが、昔話『浦島太郎』の元になったと言われる神話じゃよ。」

ひこまる

「なるほど〜! 海の世界に行って帰ってくることや、お土産(玉と玉手箱)をもらうところなんかが、そっくりですね!」

やたまる

「しかし、地上に戻った山幸彦は、海の神様に言われた通り、兄に対してとんでもない嫌がらせを開始する! そして最後は、兄弟の悲しい殺し合い……いや、『服従』の歴史が作られるんじゃ。」

ひこまる

「もはや逆ギレですね……。 お兄ちゃんの海幸彦さんが不憫すぎます。」

やたまる

「次回、『呪いの釣り針と魔法の玉! 兄・海幸彦の降伏』じゃ! そして、海の底に残してきた妻・トヨタマヒメの『衝撃の正体』が明かされるぞ!」

やたまる
次回は、地上に戻った山幸彦による「兄への逆襲」じゃ!
海の神様にもらった魔法の玉を使って、ついに兄の海幸彦を降伏させるぞ。
さらに、海の底からやってきた妻・トヨタマヒメが、出産時に「衝撃の真の姿」を見せてしまうんじゃ!
ひこまる
ええっ!? 借りパクした側なのに逆襲するんですか!? お兄ちゃん可哀想……。
それに奥さんの真の姿って? ただの美しい女神様じゃないんですか!?

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