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平安時代の主な出来事一覧|天皇から貴族、武士の時代へ

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平安時代は、794年に桓武天皇が平安京へ都を移したことから始まり、やがて鎌倉時代へ続く武士の政治へと移っていきます。

このページでは、平安時代に起こった主な出来事を、ただ年表として並べるだけでなく、天皇の時代・貴族の時代・武士の時代へ向かう出来事の3つに分けて整理します。

「どの出来事が、どの時代の変化につながったのか」を意識しながら読むと、平安時代の流れがぐっとわかりやすくなります。

目次

平安時代の出来事をざっくり年表で見る

まずは、平安時代の出来事を大きな流れで見てみましょう。細かい年代をすべて覚えるよりも、どの出来事が「天皇の時代」「貴族の時代」「武士の時代」へつながるのかを意識すると理解しやすくなります。

図解2|平安時代の大きな流れ

出来事で見る、平安時代の主役の変化

794年〜|天皇の時代

平安京遷都から始まり、天皇を中心に新しい国づくりが進みます。

9世紀後半〜|貴族の時代

藤原氏の摂関政治が広がり、かな文字・和歌・物語などの国風文化が発展します。

11世紀後半〜1185年|武士の時代へ

地方で武士が力を持ち、保元の乱・平治の乱・源平合戦を経て、鎌倉時代へ向かいます。

ポイント

平安時代の出来事は、天皇 → 貴族 → 武士へと、政治の主役が移っていく流れで見ると理解しやすくなります。

1. 天皇の時代の出来事|平安京遷都から国づくりへ

平安時代のはじまりは、桓武天皇による平安京遷都です。ここでは、新しい都を中心に国を整えようとした出来事を見ていきます。

794年

平安京への遷都

平安時代はここから始まった

政治の安定を目指し、都が長岡京から平安京へ移されました。約400年続く平安時代の始まりを告げる出来事です。

関わった人物:桓武天皇

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8世紀末〜9世紀初頭

征夷大将軍の設置

武力が国づくりに必要とされ始めた

東北地方の支配を進めるため、武力を持つ指導者が派遣されました。のちの武士の時代を考えるうえでも重要な出来事です。

関わった人物:坂上田村麻呂/桓武天皇

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810年

検非違使の設置

都の治安を守るしくみが整えられた

都の治安維持と裁判を担当する役職が設けられ、平安京の秩序を守る仕組みが整えられていきました。

関わった人物:嵯峨天皇

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805年

最澄が天台宗を開く

平安仏教の土台が広がった

最澄が比叡山を拠点に天台宗を広め、平安時代の宗教と文化の土台を築きました。

関わった人物:最澄/桓武天皇

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806年

空海が真言宗を開く

平安文化の精神世界を支えた

空海が密教を伝え、真言宗が国家や貴族社会と結びつきながら広まっていきました。

関わった人物:空海/嵯峨天皇

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天皇の時代をもっと詳しく読む

平安京遷都から藤原氏の台頭までの流れは、こちらの記事で詳しく整理しています。

平安時代の天皇の時代を読む →

2. 貴族の時代の出来事|藤原氏と国風文化へ

平安時代が進むと、政治の中心は藤原氏を中心とする貴族へ移っていきます。同時に、かな文字・和歌・物語など、日本らしい文化も育っていきました。

894年

遣唐使の廃止

日本らしい文化が育つきっかけ

中国への公式な派遣が終わり、日本独自の文化が発展しやすくなりました。国風文化へつながる重要な出来事です。

関わった人物:菅原道真

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905年

『古今和歌集』の完成

和歌が宮廷文化の中心になった

最初の勅撰和歌集である『古今和歌集』が編まれ、和歌が宮廷文化の中心として大きな意味を持つようになりました。

関わった人物:紀貫之/醍醐天皇

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9世紀後半

摂関政治の始まり

藤原氏が政治の中心へ近づいた

藤原氏が天皇の外戚として政治の実権を握る体制が広がり、貴族政治が本格化していきました。

関わった人物:藤原良房/藤原基経

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901〜923年

延喜の治

天皇親政の理想として語られた時代

醍醐天皇の時代に政治が安定し、理想の治世として評価されました。天皇の政治と貴族政治の移り変わりを見るうえで大切です。

関わった人物:醍醐天皇/藤原忠平

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1016年

藤原道長が摂政に就任

貴族の時代が頂点へ向かった

藤原道長が摂政となり、摂関政治は大きな頂点を迎えました。藤原氏の権力と宮廷文化の華やかさを象徴する出来事です。

関わった人物:藤原道長

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貴族の時代をもっと詳しく読む

藤原氏の摂関政治や国風文化の流れは、こちらの記事で詳しく整理しています。

平安時代の貴族の時代を読む →

3. 武士の時代へ向かう出来事|地方の争いから源平合戦へ

平安時代の後半になると、地方で武士が力を持ち、やがて中央の政治にも深く関わるようになります。ここから、平安時代は鎌倉時代へ続く中世の入口へ進んでいきます。

935〜947年

承平・天慶の乱

地方で武士の力が見え始めた

平将門や藤原純友の反乱によって、中央の貴族政治だけでは地方をおさえきれない現実が見え始めました。

関わった人物:平将門/藤原純友

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1051年〜

前九年の役

武士が軍事のプロとして評価された

東北地方で起きた戦いを通じて、武士の実力が注目され、源氏の名声も高まっていきました。

関わった人物:源頼義/源義家

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1083〜1087年

後三年の役

源義家が武士の棟梁として名を上げた

前九年の役に続く東北での戦いで、源義家の名声がさらに高まり、源氏が武士のリーダーとして見られる流れが強まりました。

関わった人物:源義家/清原氏

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1086年

院政の始まり

藤原氏だけの時代が揺れ始めた

上皇が政治に強い影響力を持つ院政が始まり、摂関政治に代わる新しい権力構造が生まれました。

関わった人物:白河上皇

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11世紀後半〜

武士の台頭

地方の実力者が時代を動かし始めた

地方の治安維持や土地管理を担う武士が力を持ち始め、平安時代後半の大きな転換点となりました。

関わった人物:源氏/平氏

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1156年

保元の乱

武士が中央政治を動かす時代へ

皇位継承をめぐる争いが武力衝突に発展し、武士が中央政治に深く関わるきっかけとなりました。

関わった人物:後白河天皇/崇徳上皇/源義朝/平清盛

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1159年

平治の乱

平氏政権への道が開かれた

武士同士の争いで平清盛が勝利し、平氏が政治の中心へ近づく大きな転機となりました。

関わった人物:平清盛/源義朝

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1180年

源平の争いの開始

武士の時代を決定づける戦いが始まった

源氏と平氏の争いが全国規模へ広がり、源平合戦へと発展していきました。

関わった人物:源頼朝/平氏一門

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1185年

壇ノ浦の戦い

平安時代の終わりを決定づけた戦い

壇ノ浦の戦いで平氏は滅亡し、武士の勝利が決定的になりました。ここから鎌倉時代へつながっていきます。

関わった人物:源義経/平氏一門

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武士の時代をもっと詳しく読む

平清盛・源平合戦・源頼朝へ続く流れは、こちらの記事で詳しく整理しています。

平安時代の武士の時代を読む →

まとめ|出来事から見ると、平安時代の変化が見えてくる

平安時代は、ひとことで「貴族の時代」とまとめきれる時代ではありません。

はじめは平安京遷都によって天皇中心の国づくりが始まり、やがて藤原氏の摂関政治と国風文化が花開きました。そして時代の後半には、地方で力をつけた武士が中央政治にも関わるようになり、源平合戦を経て鎌倉時代へと進んでいきます。

出来事を追うと、平安時代が「天皇の時代」から「貴族の時代」、そして「武士の時代」へ移っていったことがよくわかります。

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