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江戸時代の出来事一覧|戦を終わらせ、秩序で国を治めた時代

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江戸時代の出来事一覧|第3期

改革と社会・学問の変化

米を基礎とする幕府財政と、貨幣で動く社会のずれが広がり、改革・商業政策・学問の発達が重なった時期です。

このページで探せる出来事

幕府はなぜ改革を繰り返し、その一方で学問や海外への関心はどのように広がったのでしょうか。

1716〜1832年|政治改革と社会・学問の成熟

1716〜1832年
政治改革と社会・学問の成熟

享保の改革から田沼政治、寛政の改革、蘭学、測量、外国船への警戒までを確認します。

1716–45
政治改革時代の転換点
享保きょうほうの改革

上米の制、新田開発、目安箱、公事方御定書などを通じて、幕府財政と行政の立て直しを進めました。

1721
政治参加
目安箱の設置

身分を問わず意見を受け付ける仕組みを設け、町火消や小石川養生所につながる提案も採用されました。

1722
医療・福祉
小石川養生所の開設

貧しい病人を対象とする医療施設が江戸に設けられました。目安箱への提案が政策になった例です。

1767ごろ–86
経済政策時代の転換点
田沼意次の政治

株仲間や長崎貿易を利用し、年貢米だけでなく商業から幕府収入を得ようとしました。

1774
蘭学・医学
『解体新書』の刊行

杉田玄白・前野良沢らがオランダ語の医学書を翻訳し、西洋医学の知識を日本語で共有しました。

1782–88
飢饉・社会
天明てんめいの飢饉

冷害や凶作が重なり、各地で深刻な飢えと人口減少が起こりました。都市では打ちこわしも広がります。

1787–93
政治改革時代の転換点
寛政かんせいの改革

松平定信が倹約、農村復興、囲米、学問統制などを進め、田沼政治後の秩序回復を目指しました。

1792
外交・海防
ラクスマンの来航

ロシア使節ラクスマンが根室へ来航し、漂流民の送還と通商を求めました。幕府は長崎での交渉を示唆します。

1800–21
測量・地図
伊能忠敬の全国測量と伊能図

伊能忠敬らが各地を測量し、死後に日本沿海輿地全図が完成しました。国土把握と海防にも関わる成果です。

1804
外交
レザノフの来航

ロシア使節レザノフが長崎で通商を求めましたが、幕府は申し入れを拒否しました。

1808
海防
フェートン号事件

イギリス軍艦が長崎港へ侵入し、オランダ商館員を人質にしました。長崎警備の弱さが明らかになります。

1825
対外政策時代の転換点
異国船打払令いこくせんうちはらいれい

日本沿岸へ近づく外国船を武力で追い払う方針を示しました。後に国際情勢を受けて緩和されます。

この期間の流れ享保・田沼・寛政の政治は、財政難と社会変化への異なる対応でした。同じ時期に蘭学、測量、出版、庶民文化が発達し、幕府は国内の統治だけでなく海外への対応も迫られました。

改革・政治運営の違いを比べる

いずれも幕府財政と社会不安への対応でしたが、重視した手段は異なります。田沼政治を含めて並べると、政策の違いが見えます。

政治中心人物重視したこと主な政策課題
享保の改革徳川吉宗年貢と行政上米の制、目安箱、新田開発農村負担と米価問題
田沼政治田沼意次商業と貿易株仲間、長崎貿易、鉱山開発災害、利益誘導への批判
寛政の改革松平定信倹約と農村復興囲米、棄捐令、学問統制厳しい統制への反発
天保の改革水野忠邦物価・風紀・都市統制株仲間解散、人返し令、上知令実態と合わず短期で挫折
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